【2026年9月】ポケカ相場レポート|高騰・下落カードまとめ
2026年8月のポケカ市場は全体で小幅安の一方、希少プロモや旧TAG TEAMは高騰、新弾の高額カードは下落と二極化しました。8月末の高騰・下落TOP5と背景、9月16日発売「30th CELEBRATION」を控えた9月相場の注目点を整理します。
2026年9月のポケカ相場で最も注目したいのは、9月16日に発売される「30th CELEBRATION」です。新レアリティFURや30種類のピカチュウが登場するため、新弾だけでなく過去の関連カードにも注目が集まりそうです。9月は「ポケカ全体が高騰する」というより、30周年と関係の深いカードに人気が集まり、新弾の初動価格は大きく動く相場になりそうです。
この記事の結論
- 8月の市場全体は小幅安だったが、人気カードには個別の高騰が見られた
- ビクティニ、ピカチュウAR、旧TAG TEAMなどが上昇
- メガレックウザexは発売後の流通増加とともに初動価格を大きく調整
- 9月16日の「30th CELEBRATION」が今月最大の注目材料
- ピカチュウ、ミュウ、ミュウツー、ブラッキー関連は要チェック
- 発売直後のFUR・SARは、初期価格だけでなく1〜2週間後の実取引も確認したい
本記事の個別カード価格は、断りのない限り2026年9月1日に確認した日本国内の未鑑定・美品カードの7日間成約中央値(ポケカルック調べ)です。ショップ販売価格や買取価格とは異なります。
8月のポケカ相場は「全面安」ではなく二極化
ポケカ総研の30日市場指数によると、2026年8月12日時点の市場全体の騰落率中央値はマイナス1.23%で、シングルカードはマイナス1.60%、未開封BOXはプラス0.19%でした。数字だけを見ると弱い相場ですが、8月末には希少プロモや人気ポケモンの高レアリティのカードが上昇しています。
反対に、発売から間もないカードや、短期間で大きく値上がりしていた高額カードには下落が見られました。8月は「何を持っていても上がる相場」ではなく、カードの希少性、キャラクター人気、発売からの経過日数によって動きが分かれた月です。
8月末に高騰したポケカTOP5
| 順位 | カード | 前週 | 8月末 | 変動 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ビクティニ P[SV-P 288] | 138,000円 | 151,000円 | +13,000円 |
| 2 | ピカチュウ AR[s12a 205/172] | 55,000円 | 61,350円 | +6,350円 |
| 3 | ソルガレオ&ルナアーラGX SR・SA[SM11b 063/049] | 51,800円 | 58,000円 | +6,200円 |
| 4 | ゼクロムex BWR[SV11B 174/086] | 77,500円 | 82,800円 | +5,300円 |
| 5 | ブラッキー マスターボールミラー[SV8a 092/187] | 18,000円 | 22,000円 | +4,000円 |
参考:ポケカルック(2026年9月1日確認)
1位:ビクティニ P[SV-P 288]
ビクティニ Pは13万8,000円から15万1,000円へ上昇しました。「ビクティニBWR争奪戦」の上位賞など、限られた機会でのみ配布されたプロモカードで、通常パックからは入手できません。売りに出る枚数が少ない状態では価格が上がりやすく、一方で高額プロモは取引のタイミングによる振れも大きいため、9月も15万円台を維持できるかがポイントです。
2位:ピカチュウ AR[s12a 205/172]
「VSTARユニバース」収録のピカチュウARは、5万5,000円から6万1,350円へ上昇しました。9月の30周年商品では30人のイラストレーターによる30種類のピカチュウが登場するため、ピカチュウへの注目が高まりやすい時期ですが、30周年だけが今回の値上がり理由とは限りません。6万円台で取引が続くか、発売後に利益確定の売りが増えるかを確認したいカードです。
3〜5位:旧TAG TEAMと人気ポケモンが上昇
3位のソルガレオ&ルナアーラGXのスペシャルアートは、リーリエが描かれた旧TAG TEAMとしてコレクター人気の高い1枚です。ゼクロムex BWRとブラッキーのマスターボールミラーも上昇しており、ブラッキーは9月16日のプレミアムデッキセットにも登場するため、関連カードへの注目が続く可能性があります。
ただし、同じキャラクターならすべて値上がりするわけではありません。カード番号、レアリティ、イラスト、流通量まで確認する必要があります。
8月末に大きく下落したポケカTOP5
| 順位 | カード | 前週 | 8月末 | 変動 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ピカチュウex SAR仕様[MC 764/742] | 219,000円 | 180,000円 | -39,000円 |
| 2 | メガレックウザex MUR[M6 113/076] | 199,000円 | 160,000円 | -39,000円 |
| 3 | メガリザードンXex MUR[M2 116/080] | 206,666円 | 190,000円 | -16,666円 |
| 4 | ミュウex SAR[SV2a 205/165] | 65,000円 | 48,400円 | -16,600円 |
| 5 | メガレックウザex SAR[M6 110/076] | 73,999円 | 60,000円 | -13,999円 |
参考:ポケカルック(2026年9月1日確認)
メガレックウザexはMUR・SARともに下落
7月31日発売「ストームエメラルダ」のメガレックウザexは、MURが19万9,000円から16万円、SARが7万3,999円から6万円へ下落しました。ショップ販売価格でも同じ方向の動きが見られ、トレカジャパンの8月26日調査では、遊々亭のMURが29万8,000円から15万8,000円、SARが12万8,000円から5万9,800円へ下落しています。
レックウザの人気がなくなったというより、発売直後の少ない流通量でついた初動のプレミア価格が、開封と流通が進むにつれて縮小したと考えるのが自然です。
ミュウex SARは週間で25.5%下落
「ポケモンカード151」のミュウex SARは、6万5,000円から4万8,400円へ下落しました(下落率25.5%)。ただしこれは未鑑定・美品の成約中央値であり、カードショップの販売価格や買取価格まで同じ幅で下がったという意味ではありません。ミュウのような高額カードは状態による価格差も大きいため、安値だけでなく傷や白欠けの有無も確認しましょう。
未鑑定品が下落してもPSA10が上がることがある
イーブイGX SR・SA[SM12a 188/173]は、未鑑定・美品が12万円から11万1,500円へ下落した一方、PSA10は22万円から26万円へ上昇しました。同じカードでも未鑑定品と鑑定品は別の市場です。「カード名+レアリティ+シリーズ+番号+仕様」に加えて、鑑定の有無も分けて確認してください。鑑定の費用と採算の考え方はPSA鑑定の料金・納期まとめで解説しています。
8月に高騰・下落した主な理由
高騰したカードの共通点
8月に価格が上昇したカードには、次の傾向がありました。
- 配布機会が限られたプロモカード
- ピカチュウやブラッキーなど人気ポケモン
- 旧TAG TEAMなど、すでにパックが絶版になったカード
- BWR、SA、マスターボールミラーなど特別感のある仕様
- 30周年商品とキャラクターの関連があるカード
今の相場では、低レアリティを含めて何でも上がるというより、コレクション理由が分かりやすいカードへ人気が集中しています。
下落したカードの共通点
下落側では、新弾の高レアリティと高額な未鑑定カードが目立ちました。新弾は発売直後の出品数が少なく、人気カードほど高値になりやすい一方、開封が進んで市場に出る枚数が増えると価格は落ち着きやすくなります。
また、高額カードは状態差や取引された価格帯によって中央値が動きます。1週間の下落だけで人気がなくなったと判断するのは早いでしょう。
2026年9月のポケカ相場の注目点
9月は「30th CELEBRATION」の発売前後で相場が大きく動く可能性があります。30周年公式サイトで発表されている主な内容は次のとおりです。
- 発売日は2026年9月16日
- 1パック360円、キラカード6枚入り
- 1パックに30種類のピカチュウから1枚を封入
- 新レアリティFURはミュウexとミュウツーexの2種
- 歴史を象徴するカード30枚が特別仕様で再登場
- FUTURISTIC BOXとエーフィ・ブラッキーのデッキセットも同日発売
発売前は関連カードに注目が集まりやすい
ピカチュウ、ミュウ、ミュウツー、エーフィ、ブラッキーは、9月に特に検索や売買が増えやすいキャラクターです。ただし8月末には、同じピカチュウでもARが上昇する一方、ピカチュウex SAR仕様は下落しました。キャラクター名だけで値動きを予想せず、各カードの希少性と現在の取引状況を見ることが重要です。
FUR・SARの初動価格は大きく動く可能性
FURは新レアリティで、封入率も公式未発表です。発売直後は出品数が少なく、高値から始まる可能性があります。一方で、8月のメガレックウザexのように発売から数週間で大きく下がるケースもあります。初日の価格をすぐに適正相場と判断せず、成約数が増えるまで様子を見るのも選択肢です。
大会需要よりコレクション需要が先に動きそう
歴史を象徴する特別仕様カード30枚は、現行スタンダードでは使用できません。また、9月20日〜22日のチャンピオンズリーグ2027 横浜では、9月16日発売商品のカードは原則使用できず、一部の再録カードだけが例外です。そのため9月後半は、対戦環境の変化よりも30周年のコレクション需要が相場へ表れやすいと考えられます。
9月に注目したいカード
ピカチュウの過去カード
30種類の新規ピカチュウが登場するため、過去のAR、SAR、プロモにも注目が集まりそうです。ただし種類が多いため、低流通カードと大量流通カードで値動きは分かれるでしょう。
ミュウ・ミュウツーの高レアリティ
FURとして登場する2匹です。新カードの初動だけでなく、過去のSAR、SA、プロモへ人気が波及するかにも注目です。
エーフィ・ブラッキー関連
プレミアムデッキセットの発売により、イーブイ進化系が再び話題になりそうです。すでに高額なカードも多いため、発売前の高騰を追いかける場合は注意が必要です。
ストームエメラルダの高レアリティ
8月に大きく下落したメガレックウザexが、9月に下げ止まるかを確認したいところです。販売価格だけでなく、買取価格と実際の成約数も見て判断しましょう。
9月の価格をどう見るか
30周年のカードをシングルで探す場合、発売初日よりも実取引が増える1〜2週間後のほうが価格を比較しやすくなります。狙いが数枚だけなら、BOXを複数開封するよりシングル購入のほうが総額が小さく済む場合もあります。
売却を考える場合は、成約相場だけでなく同日のショップ買取価格も確認しましょう。販売価格が高くても、同じ金額で買い取ってもらえるとは限りません。相場は短期間で変わるため、「必ず上がる」「今が底」と決めつけず、価格区分と更新日をそろえて比較することが大切です。
よくある質問
9月はポケカ全体が高騰しますか?
30周年カードの価格は発売直後とその後で何が違いますか?
高騰・下落表は買取価格ですか?
PSA10と未鑑定カードは同じ相場ですか?
まとめ
2026年8月のポケカ市場は全体では小幅安でしたが、希少プロモ、人気ポケモン、旧TAG TEAMなど一部のカードは高騰しました。一方で「ストームエメラルダ」のメガレックウザexは初動から大きく下落しており、人気カードでも発売直後の価格がそのまま続くとは限りません。
9月は「30th CELEBRATION」が最大の注目材料です。ピカチュウ、ミュウ、ミュウツー、ブラッキーなど既存カードへの波及と、FUR・SARの発売後1〜2週間の値動きを確認しましょう。
記事内の価格はいずれも記載時点のものです。直近7日間で動いたカードはカドネの高騰ランキング・下落ランキングから、個別カードの参考相場はカード検索で確認できます。
- [1] 市場データ 30日市場指数 — ポケカ総研・市場全体の騰落率中央値(2026年8月12日時点)
- [2] 市場データ ポケカルック — ポケカルック・未鑑定・美品カードの7日間成約中央値(2026年9月1日確認)
- [3] 市場データ メガレックウザex SARのショップ価格調査 — トレカジャパン・ショップ販売価格の推移(2026年8月26日調査)
- [4] 公式 ポケモンカードゲーム30周年特別サイト|拡張パック「30th CELEBRATION」 — 株式会社ポケモン・30周年商品の発売日・内容
- [5] 公式 チャンピオンズリーグ2027 横浜のデッキ登録について — ポケモンカードゲーム公式・大会での新カード使用可否
注意事項
本記事に記載した価格・変動率・取引件数は、カドネが取得した時点の参考値であり、実際の売買価格を保証するものではありません。本記事は売買・投資の判断を提供するものではありません。



